結果が出ない人の3つの特徴と、その理由について
私は約2年間、恋愛コンサルタントとして100名近くの方を見てきました。
その中で感じたのは、本当にいろんな悩みを抱えている人が多いということ。
そして同時に、自分も同じ道を歩んできたと何度も感じてきました。
ありがたいことに、私のもとに来る方は真面目で誠実。
恋愛をほとんど学んだことがない人も少なくありません。
それでも、どれだけこちらが全力でサポートしても、結果が出ない人は一定数います。
どの分野にも「2:6:2」のような構図があるのだと感じます。
10人いれば、2人は大きく伸び、6人は平均。
そして2人はなかなか結果が出ない。
それでも私は、参加してくれた全員に何かしらの成果をつかんでほしいと考えています。
だから、全員に同じやり方を当てはめることはしません。
一人ひとりに合わせて道筋を組み直す。
年齢・住む場所・外見・長所短所・経験。
条件が違えば最適解も変わるからです。
例えば同じ「マッチングアプリで結果を出したい」でも、実際にやることは人によってまったく異なります。
- メッセージ添削を毎日10回送る
- 話し方を1日15分録音して提出する
- 日常から変えるために、1日5回「こんにちは」と声をかける
100名近くを見て分かったのは、何をしてもうまくいかない人には共通点があるということ。
ここでは、その代表的な3つを整理します。
結果が出ない人の3タイプ
- 行動しない人
- マインドブロックがある人
- 理想を本気で掴みにいかない人
1. 行動しない人
行動がすべて。
行動しなければ、失敗も成功も生まれません。
現状維持に見えても、実際には少しずつ退化していきます。
周りは前に進み続け、止まることは後退と同じです。
「このコンサルで過去一番頑張りました」と言う人ほど、努力の基準が低いことがあります。
だから私は、少しだけ難しい課題を出すことがあります。
小さな負荷を重ねるほど、行動は習慣になります。
習慣ができると、勢いは自動的に生まれます。
2. マインドブロックがある人
うまくいく状況でも、自分でブレーキをかけてしまう。
「いけるのに行かない」「できるのにやらない」。
これが最ももったいない。
自信の欠如や過去の失敗体験が、行動を止めます。
自信は、マインド(考え方)と実績(経験)の両輪で育ちます。
どちらか一方だけでは長く続かない。
だから、「マインド×経験」を少しずつ積むことが重要です。
できるだけ具体的に、小さな成功体験を作る。
それが自己効力感を育てます。
3. 理想を本気で掴みにいかない人
「モテたい」「彼女が欲しい」と言いながら、心の底ではそこまで強く望んでいない。
目標を掲げても、深掘ると熱量が足りないことがあります。
高すぎる理想は、現実とのギャップで心を折ることがあります。
少し先の自分を目指すくらいが、ちょうどよい。
理想が自分の価値観と噛み合うと、行動は自然に続きます。
「達成できたら嬉しい」と思えるラインを、現実の行動に落とし込むことが鍵です。
目標は小分けに。
ステップが明確だと、迷いが減り、継続率が上がります。
それでも、私は見捨てない
結果が出ないのは、本人だけの責任ではありません。
提供する側にも、改善の余地があります。
- 行動できない人を責めない
- 小さな挑戦を認め、褒める
- 最後まで並走する
これが、私がコンサルタントとして大切にしている姿勢です。
自分への戒めとして
ここまで書いたことは、私自身にも当てはまる内容です。
サポート生を見ながら「なぜ動けないのか」を考えるたび、自分にも同じ傾向があると気づきます。
- 焦って視野が狭くなることがある
- 「できるはず」と思っても動けない時がある
- 完璧を求めて行動が遅れることがある
私にも壁がある。
越えられない時、その多くはマインドブロックです。
このブログは、誰かへの助言であると同時に、自分へのメッセージでもあります。
教える側も学ぶ側も、同じ人間。
どちらも、壁を越え続けることが大切です。


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